迷走する「キャラクターの作り方」

ハーイ、フーメーキンタデスヨー。
ええと…、今回は私が普段
キャラクターを作成するときに
していることに関してお話しします!
『うちはこういうことしてるよ!』
という方がもしいらっしゃれば
是非教えて欲しいなと思います!
皆一度くらいは同じ事考えてる筈
皆さんはオリジナルキャラクター、所謂「オリキャラ」を作ったことはあるでしょうか?その中にはあまりにもオリキャラが好きすぎて「うちの子」と化している人もいると思います。現に私はうちの子が何人かいます。で、そういう「うちの子」が好きな他の人が「よその子」と称してファンアートを描くこともある訳です。
ただ、私は「自分が愛せるオリキャラ」と「他人から愛されるオリキャラ」の条件ってそれぞれ違うと思うんですよね。なのでまぁ私は「キャラクターを完全無欠な存在にしない」という自分ルールの下でキャラクターを作成しています。要はまぁ、「メアリー・スー」って自分の作品内にいて欲しくないじゃないですか。そんな感じです。(※1)
今回はその自分ルールを備忘録のようにまとめてみました。なので皆さんがもしこの記事を数か月後にふと気になって見に来たときに、閲覧数が50回とか超えているかもしれません。
ときに皆様、厨二病を患ったことはあるでしょうか。私は微弱ですが罹患していました。
その時に考えていたこととして「能力バトルものを作ってみたい」という願望があったのですが、すぐに挫折することに。理由は物凄く単純で、キャラは作れてもストーリーが出なかったのです。私の厨二病は私にとって最もありがちかつ情けない理由であっけなく治癒されることになりました。
そして最近なのですが、その欲求が回帰熱のようにぶり返してきてしまったので、今回は能力を持つキャラクターのメイキングも兼ねています。予めご了承下さいな。
※1…メアリー・スーとは、スター・トレックの二次創作に登場する人物です。
まずは「コンセプト」から
コンセプト(Concept)は、本来「概念」を表す言葉です。しかしながら、日本語でコンセプトの語を用いる場合は、「全体を貫く基本的な概念」を表すことが多いようです。
要はまあ舞台設計みたいなものですよね。ただ、ここを軽い気持ちでやってしまうと、他が良くても土台から崩れてしまいます。キャラクターもコンセプトに応じて行動、信条などを決めていくので、少なくとも「世界情勢とそれに対しての主人公の周りの環境」位は決めておきます。
例えば、こんなのはどうでしょう。30分くらいでささっと組み上げたやつです。

…う~ん、何でしょうねこのTwitterの診断メーカーにありそうな設定は。まあ単純な例なので気にしないようにしましょうか。こういう段階で「この辺とか突っ込まれそうだな」とか思うところがあれば補足するように追加しておきましょう。
そして、大元が決まったら、いよいよキャラメイクです。
キャラの能力ってどうしよう
能力ものなので主人公が能力を持っている方が面白いのですが、無くてもそれはそれで面白くなりそうですよね(作者の技量にも寄ると思います)。取り敢えず今回はある方で。
私の悪い癖なのですが、炎とか氷とか雷とか、そういう良くある系の能力ってあまり好きではないんですよね。一般的すぎると逆に扱いに困るというか。例えば主人公の能力が「ゴム」だったとしたら、「おお、斬新…!」と思うのですが、炎とかメジャー所だと技のさじ加減で印象変わってくる気がするのでちょっと敬遠しています。
じゃあふーめーきんは何にするの、という話なんですが、どうしましょうね…。私の貧弱な頭脳ではなかなか難しいのですが、主人公が「粘液」で、ヒロインが「細胞」の能力を使うとか…。エロ同人?違いますよ何言ってんですかハハハ。
で、個人的なルールがもう一つあるのですが、「あまり強いキャラを作らない」という事です。これについてはまた後で話します。

…これ何て辱めですかね…?
まあアイデアのジャンクボックス
みたいなものなんですけど、
それにしても、うーん…。
ここからは更なるメイキングを
手がけていきますね…!
キャラクターの「行動原理」
行動原理、というか目標というか…「こういう事をしたい」っていうのが多少なりとも決まっていないと、キャラクター同士の絡みがしづらくなります。
例を挙げるとすれば「今のこの状況を打破したい」主人公、「主人公に振り向いて欲しい」ヒロイン、「自分の置かれている状況関係なくこの場を引っ掻き回したい」トリックスターなどなど…、その行動には必ずそのキャラの心情が現れると私は思っています。
たまに「何がしたいのか分からない」というキャラクターもいますが、こういうのは大抵物語の終盤まで素性が知れない人が多いですね。その中に、本当に何がしたかったのか分からないようなキャラもあるにはありますが、それはまた別の話。
要は私の考える「行動原理」というのはキャラの行動を決めるためのある種の指標だということですね。現代文の小説文の読み解き方みたいなこと言ってますが、大体はそんなもんじゃないでしょうか。
キャラデザと能力のスペック
まあキャラデザは個々人に任せるとしてですよ、問題は能力の与え方なんですよね。
昨今の色んな作品にも言えてしまうので正直気が引けるのですが、余りにもチートじみた能力はどうなのか、と。そう思う訳です。例えば、というとアレですけど…。何回でも復活できるだとかエネルギーを無尽蔵に生み出せるとか…、でしょうか?
こういうのって基本的には「際限がない」ことが一番の原因だったりしてると思います。9秒位だけ時間を止めることが出来る、とかだったら「強い!」とはなるけど「絶対勝てない…」みたいなことにはなりにくいと思うんですよね。なので、デメリットというものが無いと何となーく面白みに欠けるような気がするのです。
「復活できるけどその度にかなりの経験値が消費される」「巨大なエネルギー波を放てるが、反動で暫く動けなくなる」「能力はずば抜けているのに当の本人が平和主義で戦いたがらない」等々…。ちょっとしたギャップというかそんな感じのものが追加されたおかげでX-MANのようなやべーやつにはならなくなりませんか?
あと、「本人の意に反して発動する」という所は「際限のない能力」のデメリットとなるでしょう。こういう所があると「ああ、この人も苦労しているんだな」というような同情を誘えるような気もします。
私には「ふーめーきん」というキャラクターがいます。「他者変身」というジャンルが大好きな私は彼に変身能力を与えたいのですが、自由に何にでもなれるとなるとこの人だけでお話が成立してしまいます。「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
という事で私はデメリットとして「変身にはその人物の体液を摂取しなければいけない」「変身状態でないときは自身の寿命が通常よりはるかに早く尽きていく」という最早こいつ生きていけんのかな?と自分でも思うくらいまで大幅なナーフを施しました。その結果、もう一人のキャラクター「風鳴琴」への依存関係、絡みを構築することが出来まして、今に至ります。そんな訳で、彼の姿は琴ちゃんの2Pカラーのようなものになっているのですよ。
まとめ
…とまあ、少々自分語りが長くなってしまいましたが、全体としてはやっぱりこんな感じですかね。取り敢えず私は能力持ちのキャラクターを作る際に決めていることは
キャラの住む世界の大まかな設定
それに対するキャラクターの思想や行動原理
キャラの能力とそのデメリット
の3つですね。これぐらいあれば自己妄想くらいは何とか作り出せる気がします。無論これは私のやり方なので皆さんにお勧めする訳にはいきません。真似すると危険なのでしないようにしましょう。

はぁ~っ…何か、頭の中の情報を
アウトプットするっていうのは
結構疲れますね…
何度も言ってますが、飽くまで
私の意見なので、あんまり参考に
ならないと思います…
ホント何でこの記事作ったん
でしょうね…(虚無)
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