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琴ちゃんの無駄知識探訪 第一回

執筆者の写真: ふーめーきんふーめーきん






先月は告知なしに更新せず

大変申し訳ありませんでした…。

ふーちゃんには私から

きつく言っておきますので…














へっ?「あなた誰?」…ですか?

ひょっとして、ふーちゃんから

説明とか受けていなかったり

していますかね?













初めましての方は初めまして!

私はふーちゃんの同居人、

風鳴 琴(カザナリ コト)と申します。

今回は新企画という事で、私が

進行役として進めていきます!








新企画作りすぎ?多角的戦略ってことで・・・


 改めまして風鳴琴です。


 唐突ですが、皆さんは『雑学、トリビア』の類は好きでしょうか?


 雑学というものは日常生活に役立ちそうなものから、人生で一回も使わないであろうものまで幅広く存在していますが、多くは後者に分類されます。


 しかし、たまにこういう知識を創作に織り込んでいる方をちょくちょく見かけるので、創作する人にとっては非常に役に立つ可能性を含んでいるのもまた事実でしょう。


 そこで、このシリーズではそんな『無駄知識』をかき集め、出来る限り深堀りしてお届けしていきたいなと思っております。それではよろしくお願いいたします!


 …ふーちゃんの勉強企画ですか?一応続けるとは聞いていますけど…




File1:最深積雪量の世界記録


 最初は冬なのでそれらしい話題を。


 最深積雪量と聞くと、「どうせロシアとかカナダとかでしょ」みたいな声が聞こえてきそうですが、実はこの記録を保持しているのは日本なんです。


 1893年から1939年まで気象業務を行っていた彦根測候所(現・彦根地方気象台)に残っている資料によると、所管内にあった伊吹山観測所で1918年に山頂近くで観測した「11ⅿ82cm」が山岳観測での最深積雪世界記録となっているようです。


 伊吹山というのは滋賀県と岐阜県の県境にある山なのですが、積雪の多い北海道や日本海側の東北地方付近などでは無い、というのも不思議ですよね。




FILE2:『落石注意』の標識について


 『落石注意』という標識、皆さんは見たことあるでしょうか?


 特に、山道などを走る際によく見かける標識ですが、そもそもこれは何に注意をさせようと警告しているのでしょうか?


よく聞く答えとしては、以下の2つです。

  • 落ちてくる石に注意する

  • 道路上に落ちている石に注意する

この答え、どちらも正しくなくはないのですが、正解ではありません。


 国土交通省道路局によると、この標識には「落ちてくる石」と「すでに道路上に落ちている石」の両方に対する注意喚起の意味があるといいます。


 …とはいえ、「落ちてくる石を避けながら運転しろ」というのは非現実的ですし、「落石の可能性がわずかでもある場所は通行止め」とするのもまた然りです。では落ちてくる石に対してはどのように対応すればよいのでしょうか?


 実は落石が起きやすい時期や地域があります。雨や台風の後、もう一つは春先の寒冷地です。雨は何となく分かりますが春先とはどういう事でしょう。


 3月から5月にかけて、積雪や凍っていた山の土が溶けることで山全体の土が滑りやすくなります。さらに、気温が上昇して山の動物たちが活発になります。これらが春先の落石を引き起こしているんです。


 雨や台風のあと、そして寒冷地で春先に「落石注意」の標識と遭遇したときは、特に意識した運転を行いましょうね。




FILE3:咳一回の消費カロリー


 一般的には、というかインターネット上では、咳一回に消費するカロリーの量は2kcalとされています。しかし今回調べに調べた結果、大抵が伝聞あるいは断定を避けるような記載の仕方で、明確な根拠をもって書いているわけではないことが判明。


 一応引用文献を提示している記事…があったと記載している記事を見つけてきたのですが、そちらに載っていたのは恐らくは看護学の教科書と思われるので、信用しても大丈夫だと判断しました。


 という事で、病態等による変動はあるにせよ、一般論として「咳1回=2kcal」は正しい情報と考えて問題なさそうです。


 たった2kcalと思われるかも知れませんが、例えば1分間に2回、ゴホンゴホン!と咳込む場合、このペースが1時間続くと240kcalです。4時間続けば1000kcal近いカロリーを消費する計算になります。まあ普通こんなハイペースで咳することはありませんが。


 因みに、1gの体重変化は、7kcalに相当するそうで、もし上記のペースで咳がでた場合、どの程度痩せるのでしょうか?


 4時間続いた場合の消費カロリーを求めると、2×60×2×4÷7≒137g


 …約0.1㎏ですからもう誤差の範疇ですね。これでは痩せるのは無理そうです…。






そもそもその方法で痩せようと

した人っているんですかね?

さて、今気づきましたが

結構話題が今の時期寄りに

なってますねコレ…。

多分ここからはあまり

関係無くなってくるので

ご了承ください…!






FILE4:かくれんぼ中に鬼が帰ると監禁罪⁉


 子ども時代に誰しも経験する懐かしい遊び、かくれんぼ。隠れる場所を探すのにワクワクしたり、鬼役が一人だけだと難易度がとても上がったり…。


 皆さんの中にも鬼の役回りが苦手で「このまま帰ってやろうか」と思った人や実際帰った人もいるかも知れませんね。


 ですが、かくれんぼで鬼が勝手に帰ると監禁罪に問われる可能性があるのです。いやいや…そんなバカな…と思うでしょうが、実際に監禁の定義に当てはまってしまうケースがあります。


 監禁罪とは刑法220条で規定されている法律で、他人を不当に逮捕・監禁した場合、3ヵ月以上、7年以内の懲役処されるというものです。


 そして監禁の定義は、「拘束されており自由に動けない状況」。これは身体的に移動できても、言葉や精神的な拘束によって動けない場合にも適応されるので、この"言葉や精神的な拘束"という部分にかくれんぼの鬼が当てはまってしまうことがあります。


 …皆さんは子どもの頃、隠れる友だちに対してこんな一言を添えて、鬼を引き受けたことはないでしょうか。


「見つかるまで帰っちゃダメ」と。


 この一言は相手に動かないことを強制するもので、上記の『言葉や精神的な拘束』に当てはまってしまうのです。仮にこれを訴えられた場合、懲役送りということも、悪意があると見なされれば理屈としてあり得てしまいます。


 言葉で相手に動かないことを強要して、そのまま拘束を解かずに帰る。これは十分な悪意があると捉えられる行為ではないでしょうか…?


 因みにこの監禁罪は、3か月以上7年以下の懲役といった判決が下されることになるのですが、実際にかくれんぼの鬼が懲役刑に処されたという判例は今のところありません。普通、訴える人はいないですしね。




FILE5:サイコロの目で一番出やすいのは?


 数学の確率の問題でよく出てくるサイコロ。問題上、というか基本的にはすべての面がほぼ同じ確率で出るのですが、実際は6面それぞれの穴の数によって重量に誤差が出る為、出る目の確率は均等ではないです。


 物体というものは、空けてある穴の分だけその面が軽くなるのですが、サイコロの場合、6が最も軽いのか、と言われると実はそうではありません。


 その理由は、サイコロの場合、『向かい合う面同士の質量の差が大きいほど軽い方の面が出やすい』という事になるからです。


 確かに、6の反対の面にあたる1の面の穴は1個なのですが、穴の大きさや深さが他の面に比べて大きいのです。よってこの差が一番大きいのは2と5の面であり、軽い方は5の面なので、5の面が最も出やすい目になります。


 余談ですが、2004年5月に入曽精密という所で完全重心のサイコロ、つまりどの面も均等に目の出る確率を持ったサイコロが作られました。このサイコロは3D-CADでデザインされ、立方体を6つの四角錘に分割して考えた場合、6つの底面に彫られる目の形状を調整して、それぞれ四角錘の重量が均等になるようにしてあるのです。




FILE6:日本最南端の道路標識


 今回はこれでラストです。最後はちょっと軽めの物を。


 沖縄県は波照間島。ここには様々な『日本最南端』が集まっています。


 例えば、日本最南端の空港である波照間空港や、日本最南端の灯台の波照間灯台、他にも波照間郵便局や波照間駐在所があります。


 そんな波照間島にはもちろん日本最南端の標識があります。画像検索すると出てくると思うのですが、普通に『止まれ』の標識です。本当に何の変哲もないただの標識なので、もしかしたら見落としてしまうかもしれません…!






今回はこんな感じですかね…

どうでしたか?

ちょっとでも面白可笑しくなるように

頑張ってみました!

こちらもシリーズ化していくので

興味があればまた見て下さいね…!







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