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琴ちゃんのポケモンSV対戦記「シーズン3、4終了」編

執筆者の写真: ふーめーきんふーめーきん






お待たせしました、風鳴琴です!

ポケモンデーでの発表や

次回のレギュレーション発表で

私の周りも結構荒れていました…。

今回はシーズン3、4を振り返りつつ

追加DLCなどの話をしていきたいと

思っています…!






パラドックス環境、正直結構キツかった…。

 最初に、更新遅くなりまして申し訳ありません…。実は、シーズン4の対戦成績があまりにも酷かったためにずっとカジュアルバトルに潜ってパーティーの試運転をやっていました…。シーズン3である程度の結果を残したパーティーが16連敗というのは精神的にキツかったです…。


 前回ちょろっと話したハバタクカミとセグレイブの組み合わせはシーズン4で更に増加していましたね。おかげでセグレイブは使用率2位にまで上り詰め、カイリューが王座を降りる形になりました。ついでにヘイラッシャも増えたので積み構築が再び運用しづらくなった気がします。クエスパトラやミガルーサなどのアシストパワーは結構刺さっていたみたいですが。


 シーズン4で私もクエスパトラを使っていたのですが、取り回しが難しく個人的には向いてないんだろうなということがわかりました。そもそもサケブシッポやオドリドリを使っていたころもバトンタッチとかあまり使ってなかった気がするので、積み構築自体が私に合わないのかもしれません。


 結局シーズン3は78522位、シーズン4はハイパーボール級止まりでした。後述しますが現在のシーズン5の私はシーズン3よりも高順位にいます。カジュアルバトルの成果が出ているのでしょうか…?




シーズン3で最終的に残ったメンバーたち

 今回のパーティーは以前使ってみた子たちが多いです。ただこの構築が結構安定して勝てていましたね。


 戦績は28勝26敗、勝率は約52%でぎりぎり半分以上になりました。負け試合はマスターボール級到達前の方が多く、そこで結構引きずったのが大きいかなと思っています。


アーマーガア、ウォッシュロトム

 シーズン2終了時に使っていた子と同一です。アーマーガアはビルドアップとつけあがるを消して鉄壁とボディプレスを差し込みました。やっぱりこちらの方が使いやすい…のですが、物理受けは後述のケンタロスで間に合っていたので、あまり選出機会がありませんでした…。ただいるだけで牽制にはなるので、マジカルフレイム持ちのハバタクカミを誘えたりはしてました。


 ロトムは眼鏡ボルチェンで大ダメージを与えたり、氷テラバーストでドラゴンタイプに対して強く出られる点がやはり強かったです。正直水ロトムはこれでほぼ完成みたいな感じがします。ただ最速でもキラフロルと同速なので、素早さをカイリュー抜きにしているこの子は準速キラフロルのエナジーボールで落ちてしまう可能性があります。でもこの子のお陰で勝つ試合も多かったので、今後もこの型のまま使っていく予定です。



キラフロル

性格…おだやか

特性…ふしょく

努力値…H252 B4 D252

技…パワージェム/ステルスロック/ニードルガード/どくどく

持ち物…レッドカード

テラスタル…くさ


 今回のキラフロルはシーズン1の子とは殆ど違う型を採用しました。キラフロルの特性「どくげしょう」は物理技を受けるとどくびしを撒くというものですが、そうなると相手は物理技を出すのをためらって特殊技でキラフロルを倒そうとします。そこを耐えきってステロを撒いたり腐食で毒々を鋼タイプに撃ち込んだりできるのがこの子の強みです。


 ニードルガードは毒々のターンを稼ぐことができる他、とりあえず様子見する際にも使えます。パワージェムは挑発で止まらないようにするために搭載しています。特攻に振っていないのでダメージは期待できないかと思いきや、H振りテツノツツミなら確定1発、同じくH振りテツノドクガは確定2発と、抜群をとれる子にはかなり強く出られます。


 耐久は、特殊に関しては抜群でも一発は耐えるようにはなっています。反面、物理耐久が心もとないので地面タイプ相手にはテラスタルを切る択が発生して苦戦しがちですね。もっと苦手なのはエーフィでした。マジックミラーで全てを跳ね返されるので打つ手がありません…。持ち物はレッドカードを残飯にするのもアリかなとも思っています。強制交代と自然回復、どっちを採っても強いので悩ましいです…。



セグレイブ

性格…ようき

特性…ねつこうかん

努力値…A252 B4 S252

技…こおりのつぶて/つららばり/じしん/りゅうのまい

持ち物…いかさまダイス

テラスタル…じめん


 前回のセグレイブから巨剣突撃を抜いて礫を入れた型です。一番使っていなかったから抜いた巨剣突撃なんですが、シーズン中に『巨剣突撃あったらなぁ…』と思うことがたくさんありました。水ロトムとかは特性も含めて等倍以上の火力が出ません。やっぱりチョッキを持たせた方が耐久が増える分強いなぁと思いましたね。


 セグレイブのテラスタルはシーズン2までは地面や電気が多く、氷がそこそこ…みたいな感じだったと記憶していますが、今シーズンは鋼テラスタルもちょくちょく見かけました。やっぱりドラゴンが鋼テラスタルするとシンプルに強いですよね(サザンドラやトドロクツキとかは格闘が一貫してしまうので何とも言えませんが…)。でも私的には地震の火力アップは重要だと思うので今後もセグレイブは地面テラスタルで使う予定です。



ケンタロス

性格…ようき

特性…いかく

努力値…H4 A252 S252

技…レイジングブル/インファイト/ストーンエッジ/おにび

持ち物…ものまねハーブ

テラスタル…いわ(未使用)


 友達との仲間大会で使用する予定の子だったのですが、カジュアルバトルで結構強かったのでそのまま持ってきました。シンプルに威嚇を撒きながら物理技で押し切っていくアタッカーです。セグレイブやドドゲザンに強く出られるポケモンを探していたらここに行き着きました。


 基本は相手の物理アタッカーに対して投げつつ、抜群をついて倒すのが基本的な流れです。ドドゲザンはふいうちがあるので透かせるように鬼火も入れました(今シーズンは一回も当たりませんでしたが…)。インファやエッジでセグレイブ、カイリューなどを、風船持ちの鋼タイプにはレイジングブルを出していきます。エッジは地震と迷いましたが、地面タイプは結構対策されやすいので諦めました。


 テラスタルはエッジの火力増強のために岩にしていたのですが、テラスタル前後で水や地面が共通の弱点になってしまっていたので正直使っていません。水地面を両半減にできる草とかのほうが使い勝手が良いと思います。持ち物のものまねハーブは竜舞をコピーできる他、負けん気の上昇分もコピーできるので、コノヨザルやドドゲザンを2倍の攻撃力で殴れます。オドリドリもそうでしたが、ものまねハーブはハマると滅茶苦茶強いので今後も使っていきたいですね。



ハバタクカミ

性格…おくびょう

特性…こだいかっせい

努力値…B4 C252 S252

技…シャドーボール/ムーンフォース/マジカルフレイム/サイコショック

持ち物…ブーストエナジー

テラスタル…ほのお


 前回のマスターボール級到達時には特殊アタッカーとしてテツノツツミを採用していたのですが、ハイドロポンプの命中率に悩まされ、環境の変化も考慮した結果この子を採用する流れになりました。使用率が高いとミラー(同じポケモン同士の対面)が起きやすいのでそれを加味するとハバタクカミの方が優秀ですね。セグレイブとも技範囲の補完ができていて非常に強く感じました。そりゃあ使用率もカイリューを超えますよね…。


 ゴースト・フェアリーという両半減の難しいタイプ技を一致で使え、ブーストエナジー込みで上から高火力を叩き込むという、速攻特殊アタッカーとして破格の性能を持ちます。テツノツツミもそうですが、性格によってブーストエナジー使用時に上がる能力が変わるので、どちらを重視するかによって戦略が大きく変わってくると思います。


 フェアリーテラスタルでムーンフォースの火力を上げても良かったのですが、今回はマジカルフレイムの特攻ダウンがミラーの撃ち合いに強いと感じたので、その火力補強かつ鋼・フェアリーを半減できる炎テラスタルにしています。しかしシーズンを終えてみると結局火力を上げるならムーンフォースを強化するフェアリーテラスタルで良い、という考えにまとまりました。フェアリータイプは耐性が優秀なのでテラスタル込みで一枠くらいは入れておいたほうが試合が上手くいく気がします。




シーズン5こそあの子を…!

 4月になったのでシーズン5が始まりました。今回は準伝説が解禁されるということで今のパーティーからガッツリとメンバーを変えました。そしてやっぱりデカヌチャンが諦めきれず、メンバーに入れています。ミミッキュやカイリューなどを型破りで撃ち抜けるのと、地均しでテツノドクガを倒すことができるので、特防の高さも相まって特殊アタッカーに強く出られるのが強みです(イーユイは流石に無理ですが)。最近増えてきたヘイラッシャがキツいですが、それ以外の上位勢には比較的戦えるので、あとは私の使い方次第で大きく化けるのかな…とは思っています。


 …という話をする前にデカヌチャン入りのパーティーでようやくマスターボール級に到達できたので次回のブログでメンバーを紹介します。まさか8戦8勝、勝率100%で到達するとは思っていなかったので嬉しいです!どうぞお楽しみに…!



DLC発表、来てほしい子は…?

 さて、秋と冬にはそれぞれ追加コンテンツが遊べるようになります。そして内定した一部のポケモンが公式HPで発表されていますね。メタグロス、キュウコン、エルフーンなど…魅力的な子が多いですが、それ以外にもぜひ来てほしいと思うポケモンをふーちゃんと一緒に決めてきました。今回から5回に分けて4匹ずつ発表していくのでぜひご覧下さい…!


カビゴン

H160 A110 B65 C65 D115 S30 計540


 言わずと知れた高耐久のポケモンです。とは言ってもハピナス同様、物理方面はちょっと柔らかいですが…。しかし弱点の少ないノーマルタイプであるところ、特性が厚い脂肪であれば炎や氷も半減できるところが耐久ポケモンとしての強みだと思います。免疫という毒状態にならなくなる特性も持っているので(ほかにザングースなどもいますが)、最近流行りのどくびしパにも強く出られるのも高評価です。


 テラスタイプは格闘タイプを半減するフェアリーや毒でも良し、普通に弱点をずらすのも良し、格闘を無効化するゴーストタイプになるのも良し。正直何のテラスタイプでも良いのですが、ゴーストテラスタルになるとのろいが「呪い」になるので、相手を呪殺することが可能になります。この戦法はキョジオーンやブラッキーでもやっていますが、HPの高いカビゴンも回復技と合わせてうまく使えそうな気がします。


 Aも110あるためアタッカーにすることもでき、その場合は腹太鼓も覚えるので決まれば手の付けられない高火力が飛んでくるようになります。ディンルーの物理特殊逆版みたいな種族値のカビゴンが内定すれば、トリルパや受けループに組み込まれる可能性が非常に高いのではないかとちょっと楽しみです。



ツボツボ

H20 A10 B230 C10 D230 S5 計505


 あまりにも高い防御と特防、そしてあまりにも低いその他のステータスを持つポケモンです。リサイクルでオボンのみを回収するなどして耐久を行ったり、パワートリックで物理アタッカーとしても機能したりします。最遅ならトリックルーム下でほぼ最速で動くことも可能です。


 虫岩タイプは弱点3つ、半減2つという何とも言えない耐性ですが(少ない方ですがツボツボは等倍受けが難しい)、草や鋼などのテラスタルで弱点をずらすことができます。特性が頑丈なら一撃必殺も回避できるので、HPの低さに目を瞑れば耐久ポケモンとしてはかなり良い性能をしていると思います。


 私は特性天邪鬼で殻を破るを使ってより要塞化する型が良いかなと思いました。剣盾のツボツボのタマゴ技に毒々や纏わりつくがあるので、内定時に削除されていなければ攻撃が下がっていても定数ダメージでどうにかできますね。ステロとねばねばネットが両立できる点も高評価です。


 弱点は回復技が眠るしか無いことと、積み技が天然で無効化されることです。なのでヘイラッシャのような天然の受けポケモンは相手をしづらいと考えられます。耐久系としては種族値配分が滅茶苦茶なのでそこが辛いところだなと感じます。良い技が揃っているだけに勿体ないですね…。



マンタイン

H85 A40 B70 C80 D140 S70 計485


 ギャラドスやペリッパーと同じ水飛行タイプのポケモンです。高い特防を活かした特殊受けのポケモンとして活躍が見込めます。ただし、そのままですと4倍弱点の電気技で一発で落とされてしまうこともあるかもしれません。現環境にもよくいるアナライズ眼鏡ジバコイルあたりは滅茶苦茶しんどいですが、一体どうしましょう…?


 そういうときのためのテラスタルですね。地面テラスタルにすると電気と岩、どちらの弱点も半減以下にできます。特性の貯水も合わせると、地面テラスタル後の弱点は氷と草に変わります。高い特防によってD無振りでもいい感じの耐久になるので、ミラーコートで大ダメージを与えることもできます。サポート役としても、追い風、黒い霧、羽休めなどの変化技も一通り揃っていてかなり器用なポケモンです。


 弱点は火力が不足気味な点、熱湯が没収される可能性が高い点ですね。一応暴風やハイドロポンプといった高威力のタイプ一致技を覚えるのですが、命中不安があるので一概に強いとは言い切れないのが歯がゆいです。とはいえハイドロポンプはH252振りラウドボーンは乱1、H252ディンルーは特性込みで確2なので当たれば強いです。当たれば…(前回記事のトラウマ)



シザリガー

H63 A120 B85 C90 D55 S55 計468


 ホウエン出身の水物理アタッカーです。ホウエン地方のポケモンは大概攻撃も特攻も高いイメージがありますね。ノクタスとかバクーダとか。このシザリガーもAが120、Cも90とアタッカーとして無駄の多い種族値をしています。しかしシザリガーは特性のおかげか例に挙げた2匹よりも活躍できるイメージがあります。ふーちゃんは第6世代でお世話になったそうです。


 その特性とは「適応力」。タイプ一致技の威力補正が1.5倍から2倍になるというものであり、A特化で鉢巻を持たせてはたきおとすを放つと持ち物補正込みでH252コノヨザルが高乱数(81.2%)で一撃になります。タイプ一致テラスタルでさらに威力は伸びますが、2倍から2.25倍になるだけなので力持ちとかの補正に比べたら低いです。他のタイプにテラスタルすると、元のタイプに適応力の補正が乗らなくなるのでそこも注意しないといけませんね。


 火力以外でも、襷がむしゃら+アクアジェットで強制的に一体倒すことも可能です。また、挑発で変化技を封じたり、龍の舞で火力や素早さを上昇させたりと、立ち回り次第で化け物になります。龍舞1積みA特化命の玉シザリガーのアクアブレイクはHB特化のディンルーも中乱数一発(56.2%)です。そこまで火力を盛ってなお耐える可能性のあるディンルーも凄いですが…。







準伝説環境は魔境になりそう

と思っていましたが、ある程度

バランスがとれていて一安心です。

ただ、意識外からの攻めには

リカバリーが効きづらく

なったような気がしますね…

次回も早めに更新できるように

頑張りたいと思います…!

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