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琴ちゃんのポケモンSV対戦記『シーズン6終了』編

執筆者の写真: ふーめーきんふーめーきん





お疲れ様です、風鳴琴です。

Pokémon HOME解禁で沢山のポケモンが

解禁されて、カジュアルマッチが

大変なことになっています…

ふーちゃんがヒスイに行っていたので

私も新しい子たちを迎えたのですが…






シーズン6、今期の結果は…⁉

 さて、シーズン6、準伝環境の真ん中の時期ですが、皆様いかがでしたか?私、風鳴琴はふーちゃんの推しポケモンであるキラフロルと私の推しポケモンのデカヌチャンを加えたパーティーを作り環境へ踏み込んだのですが、最初のパーティーは7戦中4勝3敗でした。またハイパーボール級から抜け出せなくなるかも…と恐れた私は前期の反省を生かし、パーティーをがっちり練り直しました。この際強い子もガンガン入れようと思い切った結果…

なんと最終29873位になりました!


 前回の63768位から大幅に上がりましたが、ひとえに『忙しくてそんなに潜れなかった』のが効いてるのかなと思います。全体成績は13戦9勝4敗、つまりパーティーを変えた後の対戦成績は6戦5勝1敗でした。もう少し上を目指せたかもしれませんが、先に言ってしまうと今回のパーティーはコノヨザルにとんでもなく弱いので上位帯に踏み込むと苦戦していたかもです…。


2通り起点作成型デカフロル、出陣!

 というわけでキラフロルとデカヌチャンを入れたパーティーがこちらになります。1位、2位、4位、16位の使用率を誇るポケモンたちが犇めいていますね…。

 基本戦術はキラフロルとデカヌチャンのどちらかを先発にして、残り2枠を4匹から選ぶといった感じです。それでは個々のスペックを紹介します。今回から努力値調整も書いてますのでぜひご参考までに。


キラフロル

性格…おくびょう

特性…どくげしょう

努力値…H244 B44 C20 D44 S156

技…だいちのちから/キラースピン/こらえる/おきみやげ

持ち物…カムラのみ

テラスタル…みず

調整

S…カムラ発動時に最速テツノツツミ抜き

HB…C特化眼鏡ハバタクカミのサイコショック最大乱数以外耐え

A特化鉢巻パオジアンの氷柱落とし確定耐え

HD…C252ハバタクカミのシャドーボール確定2耐え

C252眼鏡イーユイの悪の波動確定耐え

C特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュテラスタル込みで最大乱数以外2連耐え

C…H244D4振りサーフゴーを大地の力で乱数2発(94.5%)


 やっぱり毒菱撒くならこの子ですね。今回は堪えるからの置き土産で起点を作っていく型にしました。一応この方の動画を参考にしてますが、こちらはキラースピンの技枠が毒毒になっています。特性が腐食でないので毒毒を防がれる可能性も鑑み、挑発されても毒を自主的に撒けるキラースピンを採用しました。


 キラフロルが苦手なのは初手に出る地面枠…というより物理技を嫌って出てくる特殊技持ちのポケモンですね。特にサイコショックで削ってくるハバタクカミや、ゴールドラッシュで吹き飛ばしてくるサーフゴーなどです。今シーズンは私含めサーフゴーを使用する人が多すぎたので、初手サーフゴーの対面が多かったです。


 そういうときにテラスタルを切って大地の力で無理くり突破するのが可能であるのが強みですね。向こう的には交代やテラスタルの択を迫れるので後ろに毒を撃ち込めたりもできます。デカヌチャンと比較すると出番は少なかったのですが、選出した試合では確実に活躍してくれました!



デカヌチャン

性格…いじっぱり

特性…かたやぶり

努力値…H44 A244 B4 D4 S212

技…デカハンマー/アイスハンマー/じならし/でんじは

持ち物…こだわりスカーフ

テラスタル…氷

調整

S…S1段階下降時でも準速セグレイブ抜き

HB…A特化イダイナキバのぶちかましをテラスタルで確定耐え

HD…C252テツノドクガの炎の舞確定耐え

A…B4テツノドクガを地ならしで確定1発

B4ガブリアスをアイスハンマーで最低乱数以外1発


 私の推しポケ、今回はまさかのスカーフデカヌチャンです。これもこちらの方の動画を参考にしてます(というか同じ)。Sは最速テツノツツミを余裕をもって抜くことができてまして、サーフゴーなら電磁波で機能停止したり、テツノドクガなら地ならしで落としたり、カイリューならマルスケを貫通してアイスハンマーで一撃で葬ります。相手がハバタクカミでも持ち前の特防の高さでカバーしてデカハンマーで落とせたりします(デカハンマーは拘ると自主退場技にもなり得ます)。


 逆にキツイのは高耐久の地面物理枠です。ディンルーのいるパーティー相手だと初手ディンルーが多いので、キラフロル投げが安定するんですよね。あと不一致2倍弱点のアイスハンマーより一致等倍デカハンマーの方が火力が出るので(⁉)、氷2倍弱点だからといって迂闊に出せる訳では無いのがしんどかったです…。


 デカヌチャンは対戦で使うとなると結構難しいと思っています。上手に使えたら玄人!みたいな子なので、初心者の私にはまだちょっと難しいのかもしれません。でも今後もデカヌチャンは使っていきます。かわいいので。



カイリュー

性格…いじっぱり

特性…マルチスケイル

努力値…H252 A252 D4

技…しんそく/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

持ち物…ラムのみ

テラスタル…ノーマル

調整無し

A…龍の舞1積み地震でH252サーフゴーを確定1発


 高火力を上から押し付ける神速マルスケデブことカイリューさんです。鉢巻型、渦アンコ型と様々な型が開拓されていますが、今回はシンプルに龍舞アタッカーにしました。カイリューの中でもメジャーな型ゆえに対策はされやすいのですが、そこは持ち前のプレイングで何とかカバーして立ち回っていました。テラスタルを切る前と後で耐性が大幅に変わるので、その点も考慮しながらのサイクル回し…結構頭を使いましたね…(疲労感)。


 基本先発の二人が場を荒らしてから登場するので、だいたい龍舞が間に合います。そこから神速と地震を打ち分けてさらに盤面を大変なことにしていく的な流れです。基本積んだ後に交代はしませんが、チオンジェンなどの通りの悪い相手にはさすがに引きます。地味に、塩漬けしか攻撃技を持たないキョジオーンに対してTODを仕掛けられるのも強みです。


 持ち物はステルスロックケアの厚底ブーツでも良かったのですが、キラースピンでどうにかできる可能性も考慮してラムの実にしました。ロトムやウルガモスなどの鬼火、キノガッサのキノコの胞子に対して大きなアドバンテージをとれるのでかなり立ち回りやすかったです。イーユイの不意の火傷を防げるのも良いですね。



サーフゴー

性格…ひかえめ

特性…おうごんのからだ

努力値…H244 B12 C212 D4 S36

技…ゴールドラッシュ/サイコショック/わるだくみ/じこさいせい

持ち物…おんみつマント

テラスタル…ひこう

調整

C…11n調整(性格補正込みで最高効率)

S…準速55属(アラブルタケなど)抜き


 シーズン1から大注目のポケモンです(進化方法が余りにもしんどいことでも有名ですが)。特性「黄金の体」は自身を対象に取る全ての変化技を無効化します。この「自身を対象に取る」が結構曲者で、直接状態異常にする鬼火や電磁波、能力を下げる甘えるや金属音、その他挑発やアンコール、滅びの歌なども無効化できます。反対に、ステルスロックやサイコフィールド、黒い霧などは防げません。これらはサーフゴー自身ではなく「サーフゴーのいる場」を対象に取るので、こちらは通るというわけです。ややこしい…。


 今回は更に追加効果による事故を減らすため、隠密マントを持たせた型を選びました。参考にしたのは前期1位の方のサーフゴーですが、汎用性の鬼と言いますか、非常に安定感のある使い心地でした。隠密マントの効果について語ると防げるものと防げないものを挙げるだけで冗長になるのでこれはまた別の記事で。


 サイコショックがあるので受けループにも強く出られるのが強みですが、格闘テラスクエスパトラにも強かったのが一番良かったかもしれません。打点が半減のアシストパワーのみ、こちらは悪巧みで火力を伸ばしたサイコショックで抜群を突けるという、別の強みを魅せてくれました…!



チオンジェン

性格…しんちょう

特性…わざわいのおふだ

努力値…H252 B252 D4

技…やどりぎのタネ/イカサマ/カタストロフィ/まもる

持ち物…たべのこし

テラスタル…フェアリー

調整

HB…A252剣の舞2積みパオジアンの氷柱落としを最大乱数以外耐え

HD…C252眼鏡テツノツツミの冷凍ビーム確定耐え

C252イーユイのオーバーヒートをテラスタルで確定耐え


 今回の準伝説枠その1です。紹介するのは2匹目ですね。耐久系かつ定数ダメージでネチネチ削るポケモンは今まで使って来なかったのですが、「ディンルーもしんどいし、そろそろ何か使用するべきだろう」という考えの下、総合的な耐久も含めてチオンジェンにしました。育成論はこちらから借用しています。


 チオンジェンといえば毒テラスの認識が強い所為か、毒テラスタル読みで地面技を撃ってくる相手もいましたが、今回は鋼タイプが2体いる以上、毒菱を消す必要性を余り感じられなかった(他にも、キラフロルは毒タイプなので消せる、カイリューは浮いてるしテラスタル後もラムで一度回復できる)のでフェアリーテラスタルにしてます。


 ハマるとエグいぐらい硬くて流石高耐久!となるのですが、守るを使うタイミングが結構シビアなところがあり、そこの読み合いを制するのが非常に難しかったです。やはり私はじわじわ削る戦法が余り好きではないみたいですね…。耐久枠として定番のキョジオーンもこれまで2回位しか選出した記憶がないですし。



パオジアン

性格…ようき

特性…わざわいのつるぎ

努力値…A252 B4 S252

つららおとし/こおりのつぶて/ふいうち/せいなるつるぎ

持ち物…きあいのタスキ

テラスタル…ゴースト

調整無し

A…B4サーフゴーに不意打ちで乱数1発(81.2%)


 準伝枠通算3匹目はパオジアン。ハバタクカミと同じ素早さを持ち、特性込みの攻撃力でガンガン攻めるのが得意な子です。その上先制技もあるので、なかなか先手を取るのが難しいポケモンですね。神速を覚えるポケモンでもない限りは…ということでカイリューには不利対面になることも多いです。


 それをどうにかすべく、今回はゴーストテラスタルで育成しました。これによって神速を無効化しつつ好きな攻撃を通していくことができます。ちなみにH振りのカイリューはマルスケありでも特性込みで氷柱落とし1発で倒せます(乱数81.2%)。そして(悪タイプなのに)聖なる剣を覚えるのも強みですね。ボディプレスを透かせるのでアーマーガアにも強く出られました。先制技も特性込みでかなりのダメージになるのでハバタクカミに大ダメージを負わせることもできて、非常に大活躍のポケモンでした。準伝説の中で使用率が1番高いのもうなずけます。


 使っていて思ったのは、サーフゴーにより強くするのであれば地獄突きか嚙み砕くを搭載したほうが良い気もしました。ですが欲しいと思う時はあっても無いことが原因で負けた試合はなかったのでこれでいいような気もします。


で、シーズン7は…?

 パーティー編成で「イケる!」と思っていたのですが、4連勝したあとすぐ3連敗したのでハイパーボール級止まりでした…。その後はHOME解禁で使用可能になるポケモンたちの使用感を確かめるためにカジュアルに籠もりきりでしたね。レギュレーションの移り変わりはパーティーのお試し期間に割くのもアリかなと思い始めています…。そもそもシーズン4とかそうでしたね。


 来たるレギュレーションD、多様なポケモンが解禁されるので戦々恐々です。特に私はソード/シールドをプレイしていないのでガラル地方のポケモンについてまだ掘り下げが足りていないように思います。そのせいで使える手札も少ないのですが…それは各々でどうにかしろというゲームフリークからの挑戦状なんですかね…?


解禁して欲しいポケモンたち その3

 前回同様、DLCでの追加で来てほしいポケモンたちをまとめて紹介します。Trailerが出て、既に紹介したポケモンやこれから紹介するポケモンの内定が一部決まってしまいましたが、気にせず行こうと思います。今回はイッシュ地方のポケモンです。


ムシャーナ

H116 A55 B85 C107 D95 S29 (合計487)


 初っ端から強いか微妙そうな子が来ましたが、全体に強いというよりピンポイントメタを張れる子だと思います。挑発を撃ちそうな相手には優先度+4のマジックコートで跳ね返したり、突っ張ってくる相手に欠伸で交代を促したり、瞑想を封印して相手の積みを防ぐこともできます。特性はあまり強くはありませんが。


 モロバレルには先手を取られる可能性があるので、不安があるなら少しSにも振るといいかもしれません。逆にトリルで使うならムシャーナより遅いポケモンであるドオー辺りを警戒するとよいですね。ブリムオンと同速なので、トリル始動要員としてもいいかもしれません。


 不安なのは自身のタイプがエスパーである点でしょうか。今作はエスパータイプは虫タイプよりも不遇な扱いを受けており(体感)、エスパーテラスタルに関してはカジュアルで遭遇したテツノイサハが使ってきたとき以外見たことありません。その位タイプ的に今作のエスパーは不味いことになっています。ムシャーナもエスパーである以上、そこにテラスタルを切ることになる可能性が高くなります。起点作成で使っていくのがテラスタル消費も無いので良いかもですね。



ドリュウズ

H110 A135 B60 C50 D65 S88 (合計508)


 前作でもよく見かけたらしいモグラさん。砂嵐を起こしてもらって砂掻きを発動させ、全抜きをするのが大まかな流れですが、今作の砂起こし要員が環境的に少し厳しい所があるので、どちらかというと型破りスカーフ型が増えるような気がします。


 イダイナキバと同様に高速スピンを覚えるので、アイススピナーも習得できるような気がします。そうなると対カイリュー性能が非常に高くなるので是非とも覚えて欲しい所。ただ個人的にスカーフ型はアイアンヘッドによる怯みゲーだけ勘弁してほしいのですが…。後は地面タイプあるあるのフェアリーテラスタルだと強い系のあれも考えられる気がします。この型は隠密マントの方が良いかもしれませんが。


 ドリュウズはSがちょうどセグレイブより1高いので、スカーフ込みなら龍舞1回されても上をとれます。耐久も並程度あるのでハバタクカミの攻撃を受けつつ倒したりできますし、なぜか一撃必殺技を2種類覚えるのでヘイラッシャなどを強行突破したりもできます。要はこの子誰と撃ち合っても戦える相手が多いのが強い点だと思います。対面構築には結構有用な子になると思いましたね。



ランクルス

H110 A65 B75 C125 D85 S30 (合計490)


 ふーちゃんの熱い要望によって入れましたが、実際ポテンシャルは大いにあると思っています。特性「マジックガード」は、直接のダメージ以外を受けないという特性で、天候や状態異常の定数ダメージ、特性鮫肌などの接触ダメージ、反動ダメージ、炎の渦などのバインドダメージ、呪いや宿り木の種のダメージ、命の玉の反動などを無効化します(多い!)。この感じだとキョジオーンの塩漬けの定数ダメージも無効化できる気がします。そうなると実質的に隠密マントが無くても安定した行動ができるように思いますね。


 溶けるや瞑想を積みまくってアシストパワーで天然ごと吹き飛ばしたり、後攻アンコールで行動を阻害したり、襷で耐えて我武者羅で削りに行ったり…やれることは多いですが、テラスタルの切りどころはどうしてもランクルス自身に集中するかもしれません。今作はテラスタルを切らずとも強い子が環境で生き残りやすいので、ランクルスもちょっと厳しい立ち位置になるかもしれません。


 特性はマジックガード以外にも胞子を無効化する防塵、サイクル戦に強くなる再生力もあります。ドヒドイデやチオンジェンとかとも相性が良さげなので、意外と毒菱パへの採用もありかもしれませんね。



ナットレイ

H74 A94 B131 C54 D116 S20 (合計495)


 前作での使用率は全て30位以内と、中堅にずっと位置していたとの噂を耳にしたので入れました。特性「てつのトゲ」と組み合わせて物理受けとして活用していけそうです。ただし、パンチグローブや防護パッドなど、接触攻撃をカモにする特性などに対するメタも増えているので、一筋縄ではいかなさそうな気もしますが…。


 有用そうな技は宿り木の種、鈍い、ステルスロック、ボディプレス、ジャイロボール、パワーウィップ、叩き落とすなどなど…とにかく有用な技が揃っています。あと地味にタマゴ技に毒毒があるんですよね。毒タイプではないので必中にはなりませんが、毒テラスタルを切れば必中になりますね。ちょうど格闘技を半減に抑えられるので相性補完の面でも良いかもしれません。


 ただ技タイプの都合上サーフゴーがあまりにも重い気がするので、強硬策として叩き落とすは確実に搭載しておきたい所です。他にも、ディンルーの吹き飛ばし対策に根を張るを行うのもアリですね。自分のやりたいことを通すための技構成がベストな使い道になるやもしれませんね…!





という記事を先月には

出すつもりだったのですが…

レギュレーションDが始まって

それどころではなくなったので

ここまで伸びてしまいました…

次回はシーズン8のマスボ級

到達パーティーを公開します…!





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